みどりヶ丘病院ではたくさんの認定看護師が活躍しています。
ここでは、認定看護師になったきっかけや、認定看護師として働くやりがいなどを発信します。
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認定看護師一覧
救急の資格を取得したのは5年前。初めは恥ずかしながら急性期や救急は苦手だったのですが、みどりヶ丘病院で周りのスタッフに支えられて少しずつ自信がついてきて、もっと専門的に勉強してみようと思ったことが資格取得のきっかけでした。
学校には約1年通いました。学校に行っている間は出張扱いにしてくれたり、学費を奨学金という形で出してくれたり(※)、勤務についても学校優先で調整してくれたりと、資格取得のためのバックアップがしっかりしています。
一分一秒を争う場面で、医師の指示のもと、連携して動くことは大切になります。しっかりと患者さんをみること、考えること、予測していけること、それを繋げていけるようにということをスタッフに指導しています。資格を取得してからは、急いで対処しなければいけない場面でも焦らず、客観的に、俯瞰的に物事を見て対処できるようになったと思います。なにより一番大きな変化は、自分の自信に繋がったことです。男性が少ない職場ですが、例えばこういった資格の取得だったりで、後に続いてくれる人が出てきたらいいなと思っています。
※奨学金制度利用には規定があります。
もともとは整形と循環器の病棟にいましたが、脳外に異動したことがきっかけで、この資格を取得しました。
資格取得後は、患者さんに対して具体的に説明ができるようになりました。前は患者さんからの質問に対して教科書に載っているような通り一遍等な回答しかできなかったのですけど、今は「こんな患者さんはこうだったよ」とか「似たような患者さんはこんな感じだったよ」と具体的に言えるようになったので、患者さんの安心につながっていたらいいなと思います。
資格を取る上で一番ネックなのはお金のことだと思いますが、みどりヶ丘病院はそういった面のフォローをしてくれますし(※)、勤務についても融通を利かせてくれてとても理解があると思います。資格取得を目指している方におすすめです。
※奨学金制度利用には規定があります。
学生の実習の時から現在まで、糖尿病の患者さんに多く関わってきました。自分の言葉によって患者さんが良くなったり悪くなったりするのを経験し、もっと知識やスキルが必要だと感じ、5年前に指導士の資格を、今年の7月に認定の資格を取りました。病院の中では糖尿病教室をしたり、勉強会をしたりと、チームで活動をしています。
今はまだ自分がやりたいことと、できることと、やらなければいけないことのバランスが難しいですが、これから少しずつ調整していきたいと思います。今までは自分が好きだから興味があるからやるという感じだったのが、資格を取得してからは、教えていかないといけないなと。自分の次を育てるという視点を持とうと思っています。
今後は、糖尿病の認知度を上げるという意味合いで院外に向けて糖尿病教室をやっていきたいですし、現在チームでやっている糖尿病教室を充実させたいというのもあります。外来で透析予防外来をしているのですが、それに加えて看護外来で療養指導もできたらいいなと思います。
今まで循環器病棟で勤務していて、退院される患者さんに塩分や水分の制限、運動習慣についての指導を行ってきました。でも高齢の患者さんが食事や習慣を変えるのは難しく今まで通りの生活を続け、増悪して入退院を繰り返されるところを見て、何か指導のきっかけを掴めるのではないかと思い資格取得を決めました。生活指導を論理的に学ぶと患者さんへの声掛けも変わり、患者さんがどうしたいと思っているのかに意識が向くようになりました。今後はスタッフに対しても認定資格があることを発信していき、患者さんの心機能についてやリハビリについて一緒に考えていきたいと思います。また、多職種混合のハートチームを立ち上げるために活動していこうとしているところです。
認定資格の学校に行っている最中は給与の保証はもちろん、書籍の購入や交通費まで支援して頂けとても助かりました。(※)こうしたサポートの中で色んな分野の認定看護師が揃い、看護部のレベルが上がれば嬉しいですね。
※奨学金制度利用には規定があります。
看護師になって約30年、長年の経験と勘で看護を行ってきましたが、訪問看護について勉強をし直そうという気持ちで兵庫県看護協会の認定看護師教育課程を受験しました。教育課程では自己を振り返る日々が続き、1分1秒を惜しんで勉強をしました。その中で、自分の思いや考えを言語化して他者に伝えること、また根拠を示して伝えることができていないということに気づかされました。また、利用者さんやその家族さんの病気や人生への思いを聴き、その人らしい生活を支えるにはどうしたらよいか丁寧に考えることが必要であるということも学びました。ご指導いただいた教員の先生方からは、卒業時に「今の笑顔をいつまでも持ち続けること、失敗を恐れず言葉にする事」というお言葉をいただき、その言葉を胸に自分のできることから頑張ろうという想いで業務に臨んでいます。
現在は認定看護師として5年目に入りました。教育課程での学びを実践に生かし、スタッフと共に考え共に悩んで一緒に成長することにより、利用者さんに幸せを届けられればと思っています。また、私の学びをスタッフやほかの訪問看護ステーションの方と共有する為に、定期的に勉強会を行っています。今後も学びの共有により、地域全体のケア能力を高めることができたらなと思っています。
20年近く救急外来のある病院で働いてきて、一時救急処置、二次救急処置のインストラクターの資格を持っています。同僚の認定看護師に説得され私も認定資格を取得しました。救急看護の学校で学んだことにより、観察や急変に気付く視点が養われました。今まで経験と勘でやってきた部分を根拠づけて診ることが出来るようになったことは仕事に活きています。また、家族看護を学んだことにより家族さんへの声掛けも意識して行えるようになりました。スタッフ間でも、私が資格を持っていることで色々な質問をしてくれ、私も答えられるようになったのはとてもいいことですね。救急看護には、向き不向きというよりやる気があるかどうかの方が重要だと思います。本人の習得が遅くても、やる気さえあれば先輩たちがきちんと指導し、長い目で見て引っ張り上げてくれると思いますよ。
看護師となって11年目となり、日々の看護を振り返る中で、業務がルーチンワークとなっていたことに気づきました。そのため、より高い知識を持ち、個々の患者さんに合わせた看護実践を提供する為に認定看護師の学校を受験しました。通学に置いて不安であった金銭面は病院がサポートしてくださり、安心して学習に望むことができました。(※)
認定看護師の学校では、管理的側面やリーダーシップ、組織横断的に行動する必要性等、今までになかった知識を学ぶことができました。
認定看護師として、部署内で勉強会を共働して実践しています。また、看護実践においても一つ一つの看護に根拠を持って実践でき、スタッフへの指導もより具体的に行えています。患者さんへも、認定看護師としてより専門的な内容をわかりやすく説明し、理解が得られた時や、安心した表情が見ることができた時はとてもやりがいを感じます。
今後は、この専門的な分野の知識から組織横断的な活動を行い、私が学んだ事をスタッフのみならず患者さんへフィードバックしていくことが課題であると考えます。
※奨学金制度利用には規定があります。
病棟師長を担いながらリスクマネジャーとして活動している時、理事長から医療安全管理に特化した大学院への入学を薦められました。初めは、社会人として日勤勤務終了後に通学することや研究活動、論文執筆を継続できるか不安でしたが、入学後、病院からのサポートと部署のスタッフの協力を得ながら勤務調整を行い、2年間通学しました。
大学院では、看護師だけでなく、臨床工学技士、臨床放射線技師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師など多職種の仲間と共に学びました。それぞれの職種の専門性とは何かを考え、互いの専門性を尊重しあえたことは、私の看護人生でとても貴重な時間となりました。講義と並行して医療安全管理者を担う看護師のプロフェッションフッドについての研究に取り組み、2018年3月に修士課程を修了しました。
大学院で看護管理に関する単位を取得し修士課程を修了すると、認定看護管理者を取得する資格があることから、自己啓発としてチャレンジしようと決意し、独学で看護管理の勉強を行い、資格を取得することができました。
これから認定看護管理者として、安全な医療・看護を提供するための体制の構築や教育を行い、患者さんを中心に職員一人一人、そして職種、部門が連携し、みどりヶ丘病院の医療安全管理がより良いものになるよう推進していきたいと思います。